認知機能検査のイラスト記憶術・パターンA
自動車の運転免許更新時における75歳以上のドライバーを対象とした認知機能検査は、2009年(平成21年6月)から開始された。
認知機能検査は、記憶力や判断力を測定する検査で、手がかり再生及び時間の見当識という2つの検査項目について、検査用紙に受検者が記入し、またはタブレットに受検者がタッチペンで入力して行う。
具体的には、次の2項目の検査を受ける。
⑴ 手がかり再生:記憶力を検査するもので、16点のイラストを4点ずつ4回に分けて記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントを基に回答する。なお、イラストはパターンA、パターンB、パターンC、パターンD の4種類で、各々16点ずつあるためすべて64点となる。
検査当日は、4種類のパターンの中から一つのパターンのみが16点出題される。そのためパターンA,B,C,Dすべてを確認しておく必要がある。
⑵ 時間の見当識:時間の感覚を検査するもので、検査時における年月日、曜日及び時間を回答する。
認知機能検査項目の点数配分は、大半を占める「イラスト記憶(手がかり再生)」が約80点、「時間の見当識」が約20点配分されます。36点以上で「認知症のおそれなし」として合格となり、通常の手続きで免許更新が可能となる。
そのようなことから、このページでは、点数配分が大半を占める「イラスト記憶(手がかり再生)」の記憶術の方法を紹介する。記憶術にはいろいろな方法があるが、ここで紹介する記憶術は誰でも最も簡単に実践できて覚えやすい「イメージ・リンク法」で、覚えたいものを突飛で鮮明なイラストやストーリーで結びつける方法である。もちろんご自分の経験とイラストを結びつけて、自己ストーリーを作成するのもありである。
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このページでは、手がかり再生で現在使用されてるパターン A のイラストを紹介しながら、その記憶術を紹介する。検査当日に記憶していただくすべてのイラストは16点で、4点ずつ4回である。以下のイラストには分かりやすいように文字を付してあるが、検査当日はいずれも文字のないイラストのみである。
イラスト内の上部に赤色文字の補語、下部に黒色文字の主語を付してあるが、検査時に書いていただく回答は上部赤色文字の補語の方である。そのためしっかり記憶に留める必要がある。
▶ 1枚目
▼1枚目のイラスト記憶術▼
「大砲」砲身部の手前に「オルガン」先に「ラジオ」が載せてあり、砲口から音楽が聞こえてくるため「耳」で聞こうとしている。
▶ 2枚目
▼2枚目のイラスト記憶術▼
「ライオン」が人間に料理してもらうため、「テントウムシ」が止まている「タケノコ」を「フライパン」に入れて運んでいる。
▶ 3枚目
▼3枚目のイラスト記憶術▼
「ブドウ」が成っている「ものさし」を「スカート」に差し込み「オートバイ」のシートに載せてゆっくり走行している。
▶ 4枚目
▼4枚目のイラスト記憶術▼
「ベッド」の上に「バラ」の花が飾ってあり、その横で「にわとり」が「ペンチ」の上に微妙に乗っている。
▶ 最後に
さて、いかがだっただろうか。このページで覚えたイメージを思い出すときは、イラスト1枚4点の最初のイメージから順番に再生していく必要があり、繋がったシーンを思い出すことで、連鎖的に次の言葉を引き出すことができる。イラストのイメージを思い出せない場合は、何回も繰り返す必要がある。
今回紹介したパターンAのポイントを踏まえ、まずは残りのパターンB・C・Dのイラスト一覧についても確認し、本番に向けた準備を万全にしてほしい。




