SDRSharp に LevelMeter / レベルメーターを付ける

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2011年 9月に AIRSPY から SDRSharp rev:1 が発表されてもうすぐ 7年が経過するが、Windows で最も一般的に使用される SDR プログラム となった。RTL SDR を使用する中で、セットアップや操作などが他よりも比較的簡単で動きも軽い。また、AIRSPY 公式および非公式のプラグインが多く作成されており、いろいろ楽しめることが SDR ユーザーの関心を引くのだろう。

このページでは、SDRSharp 非公式プラグインのリストから、レベルメーター(LevelMeter)をダウンロードし、 SDRSharp rev:1707 にセットアップするまでを、Windows の画像を用いながら分かりやすく記すことにする。

※注意事項

SDRSharp は、SDRSharp rev:1717 のリビジョンからスキン変更され、ボディカラーの変更ができるようになった。ボディカラーをブラック系(Dark)に変更すると、レベルメーターの文字の一部やスライドバーが見えにくくなる不具合が生じる。しかし、ホワイト系では以前同様で問題なさそうである。また、レベルメーター本来の作動については、現在のところ不具合は生じていない。

そのため、レベルメーターを継続して使用する場合は、スキン変更前の SDRSharp rev:1716 リビジョン以前の SDRSharp を使用する方が違和感はなくなる。

SDRSharp の導入については、➡ SDRSharp ソフトウエアラジオの導入を参照。

1、レベルメーターのダウンロード

下記の a plugin for SDR# のウェブサイトからレベルメーターをダウンロードする。

LevelMeter のダウンロード ➡ http://levelmeter.sub-web.de/

[ Download ] をクリックする。

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History の [ Download v06 ] をクリックする。

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名前を付けて、任意の場所へ保存する。

ここでは、LevelMeter のフォルダーを作成して保存した。

ダウンロードしたファイルは、[ LevelMeterPlugin_v06.zip ] である。

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2、レベルメーターのセッティング

ダウンロードしたレベルメーターを SDRSharp にセットアップする。

ダウンロードした [ LevelMeterPlugin_v06.zip ] を解凍すると、下の画像のように 3 つのファイルが生成される。

下画像の [ SDRSharp.LevelMeter.dll ] および [ SDRSharp.LevelMeter.xml ] 2 つのファイルを、SDRSharp のカレントフォルダーにコピペする。

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上画像の上部、 [ readme.txt ] テキストファイルをエディタなどで開く。

下画像の内容が表示されるので、赤枠内の10行目 [<add key="LevelMeter" value="SDRSharp.LevelMeter.LevelMeterPlugin,SDRSharp.LevelMeter" />] を、あらかじめクリップボードにコピーする。

注意上記文字は見本であり、コピーしてもタグが違うため作動しない。必ず [ readme.txt ] のテキストファイルからコピーすること。

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[ SDRSharp ] のフォルダー内の [ Plugins.xml ] をエディタなどで開く。

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前記 3 でクリップボードにコピーしておいたタグを、下画像のように任意の位置へペーストする。

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3、表示の確認およびメニュー内容

SDRSharp を起動し、左側のプルダウンメニュー内の [ ▶ LevelMeter ] をクリックすると、レベルメーターが表示される。

プルダウンメニューは、受信電力を監視する 3つのモードがある。

Peak Power VFO : VFO 周波数の受信電力

Avg Power BW : 帯域幅の平均受信電力

Peak Power BW : 帯域幅におけるピーク受信電力

スライドバー

Smoothing : 各モードで、バーを右方向へスライドすると指針の動きが速くなる。

チェックボックスの説明

enable : チェックを入れると、レベルメーターが作動する。

show popup window : チェックを入れると、別枠でレベルメーターを表示する。

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