Windows 8.1USB 回復ドライブの作成手順

回復ドライブとは、パソコンにトラブルが発生した場合、Windowsが正常に起動できなくなることがある。そこで、回復ドライブを事前に作成して作成した回復ドライブから Windowsを回復するためのツールを起動し、トラブルシューティングを行い、Windowsの修復ができる場合がある。また、回復パーティションをバックアップしている場合は、回復ドライブからパソコンをリフレッシュまたは初期状態に戻すことができる。

1. USB 回復ドライブ作成手順

USBメモリに回復ドライブの作成手順を、Windows 8.1の画像を用いながら記すことにする。また、Windowsのバージョンが異なる場合は、画像の違いや設定手順が異なることがある。

Windows 10/11 で作成する場合、コントロールパネルの起動「手順4」以降は、Windows 8.1 と同様の手順で作成できる。

▶ 手順 1

回復ドライブを作成するパソコンの USBポートに、USBメモリを接続する。(回復ドライブのファイルは512MB 以下である。)
USBメモリに保存されているデータは削除される。

▶ 手順 2

画面の右下隅をポイントして「設定」をクリックする。またはスタートメニューを右クリックして「コントロールパネル」をクリックする。(スタートメニューから入った場合は、手順4へ)

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▶ 手順 3

「コントロールパネル」をクリックする。

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▶ 手順 4

「システムとセキュリティー」で「コンピューターの状態を確認」をクリックする。

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▶ 手順 5

手順 5、「メンテナンス(M)」で「回復(R)」をクリックする。

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▶ 手順 6

「高度な回復ツール」で「回復ドライブの作成」をクリックする。

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▶ 手順 7

「ユーザー アカウント制御」の警告が出るため「はい(Y)」をクリックする。

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▶ 手順 8

「回復ドライブの作成」で「次へ(N)」をクリックする。なお、回復パーティションを事前に作成しており、回復ドライブへ同時にコピーする場合は、「□回復パーティションを PC から回復ドライブにコピーします。」に☑を入れるが、今回は回復ドライブのみ作成するため☑は入れない。

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▶ 手順 9

「 USBフラッシュドライブの選択」で、USBメモリを入れたポート(ここでは「I:\(ラベルなし)」)をクリックして、選択する。

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▶ 手順10

選択したら同じ画面で「次へ」をクリックする。

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▶ 手順11

「回復ドライブの作成」で「作成」をクリックする。

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▶ 手順12

「回復ドライブを作成中」に変わる。

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▶ 手順13

「回復ドライブの準備ができました」になるため「完了(F)」をクリックする。これで、回復ドライブの作成は終了である。

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2. 参考

回復ドライブを作成した USBメモリの確認などを参考として記す。

▶ 参考1

回復ドライブを作成した USBメモリを確認すると、bootファイル等が作成されていることが以下の画像から見て取れる。ファイルの内容などはシステムの設定などにより違うことがある。

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▶ 参考2

今回作成した回復ドライブ内のファイルの容量は、以下画像で見て取れるように約 289MBであった。また、ファイルの容量はシステムなどにより若干の増減はある。

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▶ 参考3

最後に、以下の画像は回復ドライブを作成した USBメモリで立ち上げた初期画面である。

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