ドライブの容量不足や動きが遅い場合の超解決策

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Windowsを長期間継続して使用していると、Windowsやアプリのアップデートなどにより、パソコン内に不要なデータが蓄積してしまう。そのためシステム容量が肥大化し、システムを動かしているストレージを圧迫するようになる。そのようになると、パソコンの動きが緩慢になり、Windowsシステムに影響を与えて、エラーが発生するようになる。

このページでは、このようなパソコンがまだ起動できている間に、インストールしたアプリやデータは現在の状態を維持しながら、Windows 10を初期化してストレージの圧迫を緩和し、パソコンの動きを敏速にしてする方法を、画像を用いながら記すことにする。

なお、Windows 10 のバージョンやエディションおよびアップデート状況などにより、表示画面および機能または操作手順などが若干異なる場合がある。

1、Windows 10 初期化の準備

Windows 10の初期化を実施するには、Windows 10インストールメディア(USB/DVD)またはISOファイルが必要になってくる。なお、これらのWindows 10は、初期化を実施するWindows 10のエディションおよびバージョンが同等でなければならない。エディションまたはバージョンが異なる場合、初期化は失敗することになるため確認が必要である。

Windows 10のエディションおよびバージョンを調べるには以下の仕様を確認する。

[スタートボタン] ⇒ [設定] ⇒ [システム] ⇒ [詳細情報] ⇒ [Windowsの仕様]

同等のWindows 10メディアやISOファイルがない場合は以下を参考にする。

Windows 10のUSBメディアの作成 ➡ USBメディアの作成

Windows 10のISOファイルの作成 ➡ ISOファイルの作成

2、Windows 10 初期化の手順

さて、準備が整ったところでWindows 10の初期化の手順を追いながら進めていくことにする。このページで使用したエディションはWindows 10 Proバージョンは21H1である。

▶ 手順1

用意したWindows 10の実行ファイルから、初期化のためのインストールを実行する。

USBおよびDVDメディアの場合は、メディア内の[setup.exe]をダブルクリックする。

ISOファイルの場合は、[ISOファイル]を右クリックして表示されたコンテキストメニュー内の[プログラムから開く]をポイントし、[エクスプローラ]をクリックする。エクスプローラ内に表示されたISOファイル内の[setup.exe]をダブルクリックする。

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▶ 手順 2

ユーザーアカウント制御のダイアログメニューが表示されるため[はい]をクリックする。

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準備中の進み具合が百分率で表示され、若干の時間を要する。

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▶ 手順 3

Windows 10セットアップのダイアログメニューが表示されるため、[Windows セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更]の文字をクリックする。

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▶ 手順 4

更新プログラムなどの更新は、初期化完了後にできるためここではスルーする。

[◉ 今は実行しない]のラジオボタンにチェックをする。

[次へ]をクリックする。

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「準備をしています」が表示される。

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▶ 手順 5

適用される通知とライセンス条項では、内容を確認して[同意する]をクリックする。

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▶ 手順 6

以下の画像で表記のとおり、インストール中にパソコンは使用できないため、[引き継ぐものを変更]をクリックし、引き継ぐ内容を確認しておく必要があるだろう。

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▶ 手順 7

引き継ぐ項目のダイアログメニューが表示されるため、以下の項目を確認する。

[◉ 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ]のラジオボタンにチェックが入っていることを確認する。

[次へ]をクリックする。

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▶ 手順 8

前のダイアログメニューへ戻るため[インストール]をクリックする。

インストールが開始されたら前に戻れないため、途中で強制終了した場合、またパソコンの電源が切れた場合は、パソコンが起動しなくなるため注意が必要である。

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インストールに必要な作業が開始される。

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Windows 10のインストールが開始される。

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更新プログラムの構成が開始され、表記のとおりパソコンは数回再起動される。

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更新プログラムが見つかりインストールが開始される。更新プログラムがなければ表示されない。

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Windows 10 すべての構成が開始される。

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▶ 手順 9

インストールが終了すると、初期化されたWindows 10のロック画面が表示されるためサインインする。なお、自動サインインの設定をしていた場合は、直接デスクトップ画面が表示されるようになる。

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3、ストレージの確認

Windows 10をインストールして初期化されたストレージ、ここではSSD240GBの内容をのぞいてみることにする。

SSDのC:\ドライブを見てみると、アップデート後と同じWindows.oldフォルダーが生成されているのが見て取れる。

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以下の画像は、Windows 10を初期化する前に撮っておいたC:¥ドライブの画像で、空き領域は81GBである。

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以下の画像は、Windows 10をインストールして初期化したC:¥ドライブである。また、Windows.oldはご丁寧に置いておく必要がないため削除した後の画像である。

空き領域は141GB、初期化前と比較すると60GBの空き領域を確保できたことになる。

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最後に、ここまでWindows 10を初期化する方法を記してきたが、ISOファイルのダウンロードから始めると多くの時間を必要とする。しかし、Windows 10をインストールし初期化が完了すると、ストレージの空き領域も増えてパソコンの動きも良くなるためストレージをわざわざ交換する必要はなくなる。迷っている方はぜひ試してほしい超解決策である。

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