ISOイメージファイルのダウンロード手順・Windows 11
WindowsディスクイメージISOファイルをダウンロードすると、ブート可能なインストールUSBフラッシュドライブやブート可能なインストールDVDメディアを作成することができる。また、これらのメディアから、Windowsのクリーン インストールやWindowsの再インストール、またWindowsのアプリやデータなどを維持して再インストールが簡単にできるようになる。
このページでは、Microsoftの公式Webサイトにアクセスして、Windows 11のディスクイメージ ISOファイルをダウンロードする手順を、Windows 11の画像を用いながら記していくことにする。
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【留意事項】
Windowsのバージョンやエディションおよびアップデート状況などにより、表示画面および機能または操作手順などが若干異なる場合がある。
以下に記したMicrosoft公式Webサイトにアクセスし、Windows 11 ISOファイルをダウンロードする手順を記す。
・ Microsoftの公式Webサイト ➡ Windows 11のダウンロード
▶ 手順 1
上記をクリックし、Microsoftの公式Webサイトが表示されたら、以下の項目を選択する。
❶ 「Windows 11 ディスク イメージ(ISO)をダウンロードする」を選択する。
❷ [ダウンロードの選択]のプルダウンメニューをクリックし、表示されたメニュー内の[Windows 11(multi-edition ISO)]をクリックして選択する。
❸ [ダウンロード]ボタンをクリックする。
▶ 手順 2
画面表示がスクロールして次の項目の選択に入る。
❶ 「製品の言語の選択」をする。
❷ [一つ選択]のプルダウンメニューをクリックし、表示されたメニュー内の[日本語]をクリックして選択する。
❸ [確認]ボタンをクリックする。
▶ 手順 3
以下画像のように画面表示が変わり、「ダウンロード」および「Windows 11 日本語」の表示を確認して[64-bit ダウンロード]のボタンをクリックする。
ダウンロードはブラウザーに任されるため、ダウンロード場所を指定してあげる。このページでは、デスクトップに「Windows 11 ISO」のフォルダーを作成し、そのフォルダー内にダウンロードした。
※ パソコンのスペックやサイトの混み具合にもよるが、今回はダウンロードが終了まで47分かかった。そのため、ダウンロードにかかる時間の覚悟は必要である。
前記でダウンロードしたファイルを確認してみると、ファイル名が「Win11_23H2_Japanese_×64v2.iso」と、Windows 11のISOファイルが生成されているのが見て取れる。
▶ 確認 1
生成されたISOファイルのサイズを確認すると、[6.561.616KB]約6.6GBになっているため、USBメモリに書き込む場合は16GBの容量で十分である。DVDに焼く場合は2層DVD以上が必要になることが分かる。
▶ 確認 2
ダウンロードしたWindows 11 ISOファイルの内容を確認するには、通常ダブルクリックして開く。しかし、開かない場合は以下の手順で開くことができる。
❶ ISOファイルをマウスでポイントして右クリックする。
❷ 表示されたコンテキストメニュー内の[プログラムから開く]をポイントして選択する。
❸ さらに表示されたメニュー内の[エクスプローラー]をクリックする。
▶ 確認 3
Windows11 ISOファイルをのぞいてみると、ファイルの全容が見て取れる。また、bootフォルダーやインストールに必要な実行ファイルsetup.exeも生成されている。インストールする場合は、setup.exeをダブルクリックするとインストールが開始される。
▶ 考察
最後に、このようにISOファイルを用意しておくと、さまざまな用途に使用できるため、Windowsにトラブルが発生しても安心である。あなたもWindowsを使用するのであれば、ダウンロードしてメディアに焼くか、パソコン内のどこかに置いておく必要があるだろう。
Windowsのトラブルは以前よりは少なくなったが、Windowsには必ず発生するものである。私はアプリやデータを維持したWindowsの再インストールを、年に2.3回は実施している。それでは、快適なパソコンライフをお過ごしください。