ついてくる広告を拒否する・Chrome 編

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Webサイトで何気なくチェックした商品の広告が、他のWebサイトでもストーカーされているかのように表示されて付きまとってくる。何だか見られているような感覚に陥ってしまうことがある。

Webサイトでは追跡サービスを活用し、オンライン上でユーザーの行動に関する情報を収集している。追跡サービスは、取得した情報を利用してユーザーの動向を分析し、その分析結果を用いて、ユーザーエクスペリエンス(UX)に繋げようと、広告や特定の記事などをあなたの好みに合わせて表示する。

この追跡サービスをWeb Tracking(ウェブ・トラッキング)と言い、このトラッキングはユーザー に告知することなく情報収集が行われる。また、収集した情報を外部の広告配信会社等に提供または販売されているケースもあり問題視されている。

トラッキングされたくない場合、最近のブラウザには行動履歴の追跡を拒否するDo Not Track機能が装備されており、この機能を有効にすると、アドネットワークやWebサイトの運営者などが、ユーザーのWeb上での行動を追跡するトラッキングを拒否できることになっている。

しかし、このトラッキング拒否には制限があり、トラッキングを試行しているWebページが特定できない場合や、SNSのWebサイトではSNSカテゴリに含まれる追跡サービスによるトラッキングなど、拒否できないものがあることを理解しておく必要がある。

ここでは、良く使用される5つのブラウザごとに、Do Not Trackの設定方法を、画像を交えながら説明していくことにする。

他ブラウザの設定記事

ついてくる広告を拒否する・IE編

ついてくる広告を拒否する・Edge編

ついてくる広告を拒否する・Firefox編

ついてくる広告を拒否する・Opera編

 Google Chrome の Do Not Track の設定手順

Google Chrome Vre:103.0.5060.114(Official Build)(64 ビット)のDo Not Trackの設定手順を記す。また、以下の画像は個人情報流出防止のため、ゲストモードで表示しているが、実際の設定は通常モードで問題ない。

1、右上部の[Google Chrome の設定]をクリックする。

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2、表示されたメニュー内の[設定]をクリックする。

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3、左側の設定メニュー内の[プライバシーとセキュリティ]をクリックする。

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4、プライバシーとセキュリティ内の[クッキーと他のサイトデータ]をクリックする。

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5、表示されたメニュー[閲覧トラフィックと一緒に「トラッキング拒否」リクエストを送信する]の右側のスライドボタンを右側にスライドする。

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6、トラッキング拒否を有効にした場合の説明が表示されるため、承認できれば[確認]ボタンをクリックする。

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7、最後に、スライドボタンが右側の位置にあり、以下の画像のようにブルーに変わったことを確認してすべてを終了する。

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