Windows 11 Microsoftアカウントの初期設定

画像

Microsoftアカウントを初めて作成した場合、必要な設定を施さなければ、Microsoftが基本無料で提供しているオンラインサービスのOneDriveというOutlook.com、WordやExcelなどのOfficeソフトは利用できない。これらを利用可能にするには、Microsoftアカウントの初期設定が必要になる。

このページでは、Microsoftアカウントを初めて作成した場合に設定する「Microsoftアカウント初期設定の手順」を、Windows 11の画像を用いて詳細に記すことにする。

【留意事項】

Windowsのバージョンやエディションおよびアップデート状況などにより、表示画面および機能または操作手順などが若干異なる場合がある。また、使用している画像上にアカウント名やメールアドレスを表示しているが、これらは記事内容を分かりやすくするためであり、実在しない架空のものである。

-----♦ 関連記事 ♦-----

Windows 11 ローカルアカウントの作成

Windows 11 Microsoftアカウントを手持ちメールで作成

Windows 11 Microsoftアカウントを新しいメールで作成

Windows 11 ローカルアカウントからMicrosoftアカウントに切り替える

Windows 11 Microsoftアカウントからローカルアカウントに切り替える

Windows 11 ユーザーアカウントを削除

1、Microsoftアカウントの初期設定手順

初めて作成したMicrosoftアカウントに、プライバシーなどの基本的な初期設定を施すため、サインインして以下の手順で設定を完了する必要がある。

▶ 手順 1

タスクバー上の[画像スタートボタン]をクリックする。

現在サインインしている[アカウント名]をクリックする。

アカウントの操作メニューが表示されるため[作成したアカウント名]をクリックする。

画像

▶ 手順 2

Microsoftアカウント表示されている画面に変わるため、アカウント下の[サインイン]文字をクリックしてサインインする。

画像

▶ 手順 3

「パスワードの入力」画面が表示されるため入力する。

Microsoftアカウント作成時に入力したパスワードを、以下画像の位置に入力する。

[次へ]のボタンをクリックする。

画像

▶ 手順 4

顔認証設定の画面が表示されるが、後でも設定できるため今回は[今はスキップ]のリンクテキストをクリックして次へ進む。

画像

▶ 手順 5

「PIN を作成します」画面に変わるため[次へ]のボタンをクリックする。

画像

▶ 手順 6

「PIN のセットアップ」画面では、希望の基本4文字以上の数字を2回入力する。

PINはWindows Helloの暗証番号で、一連の数字または文字と数字の組み合わせである。 PIN の使用はWindowsデバイスにサインインするための迅速で安全な方法であり、デバイスに安全に保存される。また、PINは変更や削除ができる。

4文字以上の数字を入力する。

と同じ数字を入力する。

[☑ 英字と記号を含める]のボックスにチェックを入れると英数字混在で、最長127文字までの設定が可能になる。

設定したPINを記憶またはメモ書きして[OK]ボタンをクリックする。

画像

▶ 手順 7

「こんにちは」の画面が表示されるが、若干の時間を必要とするため我慢強く待機する。

画像

▶ 手順 8

「ご使用のMicrosoftアカウントとOneDrive」が表示された場合は、ここでは[次へ]をクリックする。表示されない場合は次の手順に進む。

画像

▶ 手順 9

「デバイスのプライバシー設定の選択」が表示されるため、下へスライドしながら内容を確認し、不必要な項目はスライドボタンを左へスライドして[OFF]にする。

しかし、内容が分かりにくい場合は、後で設定項目のプライバシーとセキュリティから選択できるため。ここでは[同意]ボタンをクリックして次へ進む。

画像

▶ 手順10

デスクトップのユーザーメニューが表示されるため、[アカウント設定の変更]をクリックする。

画像

▶ 手順11

「ユーザーの情報」が表示され、「お使いのデバイス間でパスワードを同期するために本人確認をしてください。」などと表示されている場合は、本人確認が必要なため、[確認する]ボタンをクリックして画面の指示に従って操作する。

この表示がない場合本人確認は不要になる。そのためMicrosoftアカウントの初期設定は完了し、作成したMicrosoftアカウントでのアクセスは可能になる。

画像

▶ 手順12

「ご本人確認のお願い」の画面では、Microsoftアカウントのセキュリティに登録してあるコード送信用のメールアドレスまたは、SMS でコードを送る電話番号が一部伏せ字で表示されるため、その表示されたリンクテキストをクリックする。

画像

▶ 手順13

「メールをご確認ください。」と表示されるため、コード送信用のメールアドレスを入力する。もしも、コード送信用のメールアドレスが不明な場合は、ブラウザでMicrosoftアカウントにログインし、[セキュリティ]から[高度なセキュリティオプション][コードをメールで送信する]欄のメールアドレスを確認する。

コード送信用のメールアドレスを入力する。

メールアドレスに間違いがなければ、[コードの送信]ボタンをクリックする。

画像

▶ 手順14

入力したコード送信用のメールアプリにアクセスし、Microsoftアカウントのセキュリティ コードを確認して入力する。

確認したコードを間違いのないように入力する。

[確認]ボタンをクリックする。

画像
2、最終確認

コードの確認が終わると、「ユーザー情報」の画面に戻るため、「お使いのデバイス間でパスワードを同期するために本人確認をしてください。」などと、表示されていた文字が消えたことを確認する。

画像

これでMicrosoftアカウントを初めて作成した場合の初期設定は完了し、Microsoftが提供しているオンラインサービスなどの利用ができるようになる。また、1つのMicrosoftアカウントで、複数のパソコンにサインインしている場合、エクスプローラーの設定や通知設定など、さまざまな設定の同期が行えるため、複数のパソコンでそれぞれ同様の操作が可能になり、パソコンのライフスタイルを大きく変えることになるだろう。

amazon
amazon
page_top