Microsoft/ローカルアカウントを削除する手順・Windows 11
Windowsのユーザーアカウントは、PCを使用するユーザーを識別するもので、Microsoftアカウント、ローカルアカウントおよび家族アカウントの3種類を、ユーザーアカウントとして設定して利用することができる。しかし、これらのユーザーアカウントにサインインできるように設定したが、サインインの必要がなくなった場合はPC上から削除することができる。
Microsoftアカウントおよびローカルアカウントの両者は同じ手順で削除することができるため、このページでは「ローカルアカウントを削除する手順」をWindowsの画像を用いて記すことにする。Microsoftアカウントを削除する場合は、ローカルの部分をMicrosoftに置き換え読み取っていただきたい。
【留意事項】
Windowsのバージョンやエディションおよびアップデート状況などにより、表示画面および機能または操作手順などが若干異なる場合がある。また、使用している画像上にアカウント名やメールアドレスを表示しているが、これらは記事内容を分かりやすくするためであり、実在しない架空のものである。
-----♦ 関連記事 ♦-----
➡ ローカルアカウントの作成手順と管理者権限付与・Windows 11
➡ Microsoftアカウントを手持ちメールで作成する手順・Windows 11
➡ Microsoftアカウントを新しいメールで作成する手順・Windows 11
➡ 登録済みのMicrosoftアカウントを初期設定する手順・Windows 11
➡ ローカルアカウントからMicrosoftアカウントに切替える手順・Windows 11
➡ Microsoftアカウントからローカルアカウントに切替える手順・Windows 11
特定のユーザーアカウントを削除する場合、そのアカウントで作成したPC上のユーザーデータは削除されるため、どうしてもデータが必要な場合はそのデータをバックアップする。またはコントロールパネルやCUIからデータを残して削除する方法がある。しかし、アカウントにサインインする必要がないため削除するわけだから、このページではデータを残す必要はないと判断して、以下の手順でローカルアカウントを削除する。
削除したいアカウントだけが管理者の場合、そのアカウントは削除できないため、サインしているアカウントに管理者権限を付加してから削除を実行する必要がある。なお、管理者アカウントが1つしかない場合は、そのユーザーアカウントは削除することはできない。
【参考】
PC上からMicrosoftアカウントのユーザーアカウントを削除しても、Microsoftアカウント自体は削除されないため、すべてを削除する場合は、Microsoftにおいて「Microsoftアカウントの使用を停止」を設定する必要がある。
▶ 手順 1
ユーザーアカウントの削除手順を以下に記す。
❶ タスクバー上の[スタートボタン]をクリックする。
❷ 表示されたスタートメニュー内の[設定]をクリックする。
▶ 手順 2
設定画面が表示されるため、左ペインの[アカウント]をクリックする。
▶ 手順 3
アカウント画面では、右ペインの[他のユーザー]をクリックする。
▶ 手順 4
アカウントが表示されるため、削除したいアカウントの右側 [ ⌵ ] プルダウンメニューをクリックする。このページではローカルアカウントを削除する。
▶ 手順 5
表示されたメニュー内の[削除]をクリックする。
▶ 手順 6
「アカウントとデータを削除しますか?」と聞かれるため、内容を確認できたら[アカウントとデータの削除]ボタンをクリックし、アカウントとデータの削除を実行する。
アカウントとデータの削除が終わったら、設定からアカウントの「その他のユーザー」画面に戻り、「他のユーザー」を確認しておく必要があるだろう。
以下画像のように、削除したアカウントが消えていることが確認できたら、Microsoft/ローカルアカウントの削除は完了である。
ユーザーアカウントの削除手順を記してきたが、Microsoftアカウントおよびローカルアカウントは同様の手順で削除することができる。
このページでの削除方法はあくまでもPC上からアカウントを削除したもので、Microsoftアカウントを削除しても、OneDriveなどクラウド上のデータは削除されない。そのため、Microsoftアカウントを停止しなければ、該当のMicrosoftアカウントにサインインの再設定を行うと、いつでもサインインすることができる。